2017年04月

2017年04月29日

悪徳訪問販売業界の真実(その7)

初めての契約


 営業初日


 休む時間も惜しみながら


 夢中で訪問しましたが



ほとんどがアプローチアウト


なのでどんどん終ってしまいます

ふと時計を見るとすでに


夕方の5時になっていました


その時一瞬近くで黒電話機の


呼び鈴の音がリーン、リーン


聞こえました。


耳を澄ますと近くの古い


小さな家からでした


僕はすぐにその家の


玄関チャイムを押しました


出てきたのは70歳代の


おばあさんでした


そこで基本トークにのっとり

アプローチしたところ、


こころよく


話を聞いてくれました。


そして家の中に


入れてもらいました。

 

(訪問販売では


 家の中に入れてもらえれば 


 80~90%は契約できます。) 



 そこでNTT電話料金の


 明細書を持って来てもらい


 確認するとレンタル電話でした。



 レンタル料金180円/月と


 屋内配線使用料も


 70/月記載されていました


 そこでお客様に、


 「このままだといつまでもこの

料金を払い続けなければ


なりません。


買取り手続きをすれば


これからは0円になります   

買取り料金もかかりません。」


と伝えるとそのように


手続きをとってくださいと


言われました。

 

更に料金体系の説明を


していたところ、お客様はこの


電話機は留守番電話機の


機能も付いていないし、


そろそろ取り替えようかと

 

思っているところだと


言われました。

 

高齢者のお客はほとんどの方が


電話機を購入しても

 

交換作業する方法を


知りません。

 

僕は心の中で「ヤッター」と


思いました。

 

家族状況を確認したら


老夫婦二人暮らしでした

 

そしてパンフレットを差し出し


「これから使っていただく電話機は


こちらになります」と


告げたら「難しそうだけど」


と言いながら

 

気に入ってもらいました。

続けて、「この電話機は


高いですが今までの


無駄な料金が月々無くなるし


長く使えば相当


お得になります


多くの方々が生活に


影響を与えない範囲で


月々の支払いで


やっておられます」

 

と説明すると、このお客様は


5年ローンで


契約をしてくれました。

当然信販扱いになりますので


年齢の制限、収入等の


事前審査があります。


これも無事パスしました。

時計を見たらもう午後の


6時を過ぎていました

 

お客様に遅くなったことも


含めてお礼を言いながら


集合場所へ行ったら


営業車の中でみんなが


待っていました


みんなは僕が契約


できたことを会社からの


連絡でわかっていたので、


拍手で迎えてくれました

 

それから会社に帰って


営業成績ボードを


見たらその日は


西東京営業所では


総数3本の契約でした


みんなから拍手で


迎えられました

 

これが僕の営業初日の


結果でした

 

営業初日にして初オーダーを


上げたラッキーな


僕でしたがその後から


厳しい試練が待っていました


次回は東京郊外での


営業を紹介します



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2017年04月04日

悪徳訪問販売業界の真実(その6)


B社の給与体系


給与体系

 

訪問販売会社の


営業部員の給与体系は


すべてにおいて実績主義です

 

B社の例を示します。

 

給料体系


基本給+役職給+加算給+達成賞

 

例えば係長の例を示します。

 

16本の契約をしたとします。

 

売上金額 


172000円×16

2752000

 

基本給200000

 

役職給80000

 

加算給300,000


8本以上が対象、

契約本数によって増あり)

 

達成賞50,000

(15本以上5本ごとに

50000円増える)

 

合計630,000

 

これが28本超えると


100万円以上になります。



 

 

驚くべき営業スタイル

 

朝礼から現場営業まで

 


 西東京営業所で現場実習を終えて


 翌日は本番初日を迎えました

 

朝の緊張した全体朝礼を終えると

当日の営業テリトリーの


割り当てが始まります

 

テリトリーは所長と


各車輛長がまず当日の


営業活動地を決めます

 

そしてゼンリンの住宅地図を


コピーして、


 営業車輛台数分のテリトリーを


 区分けします

 

そのテリトリーを各車輛長が


あみだクジを引きます

 

車両ごと分けられたら、


さらに今度は各車輛の


人数分に区分けしこれも


あみだクジで分けます

 

営業部員はその時に


くじで引いたテリトリーが


その日の自分の


営業場所になります


割り当ての広さはゼンリンの


住宅地図で一人当たり


A4の大きさです

お互いに重複しないように


境界線は明確にします


訪問件数は多い時で


100件前後(団地の場合)

 

少ない時で10件ぐらいです。


10件というのは田舎を営業する


ときのことで一日に歩ける


距離の範囲で決まってきます


その日の僕のテリトリーは


都内の練馬区でした

各車両の車両長は、


車両の管理も含めて


その日の全てを取り仕切ります

 

現地に着くまで営業部員同士で


車の中でロープレを


やらされました


40
分ぐらいでようやく目的地の


営業場所に到着しました

僕は初めての訪問販売営業と


契約ができるのかと、


とても不安でした


各営業マンは車両長から


帰社時の集合場所と


時間を告げられ一人ずつ


それぞれの営業場所で


降ろされました


持っているものは


営業ファイルと契約書類、


信販用紙、カタログ、印鑑、


名刺、計算機、


それに与えられた


テリトリー地図です


一人になると


解放されたような安堵感と


契約の不安さが


入り混じりました


地図には、訪問した家に


チェックを入れながら

 

また見込み客はその内容を詳しく


記録していきました

 

(後でわかったことですが


訪問販売は即決であり


見込み客になるお客は


ほとんどいません。)



 次回は初めての契約を紹介します

 

 

 



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